なぜ? 海上に4重の虹 海の男もびっくり 鹿児島

 2021/09/27 11:50
4本そろって出現した虹=南さつま市笠沙町片浦沖(中尾雄作さん撮影)
4本そろって出現した虹=南さつま市笠沙町片浦沖(中尾雄作さん撮影)
 南さつま市笠沙町片浦の水産業、中尾雄作さん(71)が21日、片浦沖で4本の虹を撮影した。定置網漁をしていた、にわか雨後の午前7時前、野間岳の方向に出現した。「50年近く漁をしているが初めて」と驚いている。

 気象庁天気相談所によると、本来の虹(主虹)の外側にうっすら見える副虹がある。虹が水面で反射した光によってできるのが反射虹。主虹と副虹それぞれ反射虹ができ、4本になったとみられる。

 「水面や日照の具合が良かったのだろう。いいことがありそう」と中尾さん。スマートフォンの画像をお守り代わりにしている。