2021/09/28 07:30

鹿児島県警戒基準、10月 ステージ3に引き下げ 酒類提供を全面解禁 新型コロナ

 政府が鹿児島県に適用する新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」を30日で解除する方針を受け、県は警戒基準を10月から「ステージ3(感染者急増)」に引き下げることが27日分かった。独自の緊急事態宣言も終了する。対策本部会議を28日午後開き、決定する。重点措置の対象区域に指定している鹿児島市の飲食店への営業時間短縮や酒類提供停止、残る42市町村の飲食店への時短の要請は期限の30日で終える。

 10月からプレミアム付き「かごしま旅クーポン」の使用自粛要請を解除し、電子版の販売を再開。12月までだった期限も延長する。

 県は感染者が急拡大した8月13日にステージ4(感染者爆発的拡大)に初めて引き上げた。警戒基準の主要7項目は9月21日以降、全項目でステージ3の指標を下回っている。

 塩田康一知事は南日本新聞の取材に「警戒感が緩むという医療関係者の指摘があり、段階を踏みたい」と4からステージ2(漸増)への引き下げに否定的な考えを示した。「ここ数日、人の流れも増えている。1週間から10日ほど様子を見て再度判断したい」とした。

 感染対策徹底を求めた上で、県有施設の利用制限は撤廃する。対策本部会議では、修学旅行のバス助成期間の延長も協議する。
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