高速でキラキラ 生きのいいやつ入りました コロナ休館明けへ黒潮大水槽にカツオとキハダ かごしま水族館 

 2021/09/29 11:55
黒潮大水槽に入れられ、群れをなして泳ぐカツオとキハダの幼魚=鹿児島市のかごしま水族館
黒潮大水槽に入れられ、群れをなして泳ぐカツオとキハダの幼魚=鹿児島市のかごしま水族館
 鹿児島市のかごしま水族館の黒潮大水槽に28日、カツオの幼魚130匹とキハダの幼魚90匹が搬入された。新型コロナウイルス下の休館から、10月1日に再開が見込まれる中、水槽に差し込む光を銀色のうろこにキラキラと反射させながら泳いだ。

 カツオとキハダの幼魚は、南さつま市の笠沙町漁協の漁師らが、沖合で9月上旬に一本釣りした。水族館の環境に慣らすため、いけすで約3週間育てた。28日はコンテナに魚を移し、大型トレーラーで運搬。コンテナを水槽に3分の2ほど沈めて、ふたを開けると、次々と水槽へ飛び出していった。

 カツオとキハダは共にマグロの仲間。泳ぐのが速く、他の生き物や人間に驚いて壁に激突することもある。無事に成長するのは約2割のため、水族館は毎年この時期に幼魚を入れている。2種の体長は約30センチ。約1年で50センチ以上に成長する。

 佐々木章館長(55)は「カツオやキハダは鹿児島ではなじみのある魚。休館明けには、カツオとキハダが高速で泳ぐ生き生きとした姿をぜひ見てほしい」と話した。
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