2021/10/12 11:50

阪神2位・鈴木勇斗投手(鹿屋中央高卒) 最速152キロ、4年越し甲子園へ「攻めのスタイル貫く」

阪神から2位指名され、笑顔を見せる鈴木勇斗投手=東京都八王子市の創価大
阪神から2位指名され、笑顔を見せる鈴木勇斗投手=東京都八王子市の創価大
 プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議は11日、東京都内であった。鹿児島県関係では、日置市出身の鈴木勇斗投手(21)=創価大、鹿屋中央高卒=が阪神の2位指名を受けた。

 鈴木投手は、大学関係者から一斉に祝福を受けた。最速152キロの速球と攻めの投球が持ち味の左腕は、「強い気持ちで打者をねじ伏せるスタイルを貫く」と力強く語った。

 鹿屋中央高校3年の夏県大会では4強で敗退、甲子園出場はならなかった。当時からプロを目指していたが、「現状では通用しない」と志望届は見送った。甲子園を本拠地とする阪神からの指名で、4年越しの夢がかない「あのマウンドで投げられると思うとうれしい」と喜んだ。

 「一からやり直す」と決めた創価大では、倒立歩行やブリッジを取り入れてバランス感覚を養った。頭角を現したのは昨秋。東京新大学リーグで4勝を挙げてMVPに選出された。その後の関東地区大学選手権でも準優勝に貢献、敢闘賞に輝いた。堀内尊法監督は「野球を極めようとする求道心がある。連投できるスタミナを生かし、プロで経験を積んで」とエールを送る。

 好きな言葉は「雪に耐えて梅花麗し」。西郷隆盛の漢詩の一節で、試練を乗り越え信念を貫き通す大切さを説く。「あきらめなければ目標や夢はかなえられるということを伝えていきたい」と語った。

 【プロフィル】鈴木勇斗(すずき・ゆうと) 2000年3月17日、日置市生まれ。吉利小、日吉中時代は串木野黒潮(硬式)でプレー。鹿屋中央高では3年夏県大会で4強入りした。創価大では3年秋からエース。リーグ4勝でMVPに輝くと、関東選手権では準優勝に貢献し、敢闘賞を獲得した。最速152キロの直球を持つ左腕。174センチ、83キロ。左投げ左打ち。
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