2021/10/12 10:10

野党 鹿児島全4区で共通政策 立候補予定者4人、共闘ALLかごしまと協定書署名

 次期衆院選で鹿児島1~4区への立候補を予定する野党3党の4人は10日、市民グループ「衆院選での市民・野党共闘をめざすALLかごしまの会」と、それぞれ共通政策の協定書に署名した。衆院の県内全選挙区で野党が共通政策を結ぶのは初めて。

 鹿児島市内で調印式があり、署名の際は立候補予定者4人が入れ替わりで登壇した。1区の立憲民主現職、川内博史氏(59)は「皆の努力を勝利という形で結実させる」、3区立民元職、野間健氏(63)は「政治を転換させる力を結集させよう」、2区の共産新人、松崎真琴氏(63)は「共通政策を高く掲げ、全勝を目指す」、4区の社民新人、米永淳子氏(58)は「自公政権への対抗軸ができた」とあいさつした。

 共通政策は9項目。命と暮らしへの支援を最優先する新型コロナウイルス対策をはじめ消費税5%引き下げ、原発ゼロ社会、憲法9条堅持、森友・加計学園問題の改ざん文書全面開示、馬毛島基地問題反対を盛り込んだ。

 当初はALLかごしまが野党3党の県組織と作り上げた共通政策に、それぞれ立候補予定者が調印する予定だった。しかし9月の調印式前日、立民最大の支援組織である連合鹿児島がイデオロギーなどの理由で、立民と共産が共通政策を直接結ぶことに難色を示し、式は延期。ALLかごしまが提言した共通政策に、立候補予定者4人、野党3党がそれぞれ合意する形に変更し、連合側に配慮を見せた。
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