〈詳報〉乳幼児2人切られ負傷 殺人未遂容疑で逮捕の30代母「子育てに悩み、殺そうとした」 鹿児島・霧島署

 2021/10/17 15:15
立ち入りが規制された現場周辺=16日午前7時38分、霧島市国分中央5丁目
立ち入りが規制された現場周辺=16日午前7時38分、霧島市国分中央5丁目
 幼児の長女と乳児の長男を切り付けるなどして殺害しようとしたとして、霧島署は16日、殺人未遂の疑いで、霧島市国分中央5丁目、母親で無職の30代の女を逮捕した。子どもは2人とも出血があり、病院に搬送されたが命に別条はない。女は「子育てに悩み、子どもを殺そうとした」と供述している。同署は、女が無理心中を図った可能性があるとみて調べている。

 逮捕容疑は、同日午前6時40分ごろ、自宅で、長女と長男の首付近を刃物のようなもので切り付けるなどして、殺害しようとした疑い。同署によると、2人とも首付近に切り傷があった。凶器は特定されていない。女も首付近から出血があり、病院で手当を受けた。

 女が「子どもの首を絞めて殺した」と119番した。一家は夫を含む4人家族で、当時は母子3人が家にいた。
 市関係者によると、9月ごろから保健師らが育児について相談を聞いたり、アドバイスをしたりしていた。虐待情報はなかった。

 現場は舞鶴中学校近くの閑静な住宅街。近所の女性は母子が連れ立って歩く姿をよく見かけたといい、「ごく普通の親子と思っていた。とても驚いた」と話した。
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