馬毛島で水深測量中の船転覆、4人が海に投げ出される 防衛省の調査事業、けが人なし

 2021/10/20 08:37
馬毛島
馬毛島
 19日午前7時40分ごろ、西之表市馬毛島の葉山港近くで、鹿児島市の第四十五美代丸(全長約6メートル、5トン未満)が転覆し、男性船長(58)ら乗組員4人が海に投げ出された。全員自力で陸に上がり、けがはなかった。

 種子島海上保安署によると、同船は防衛省から委託され、水深を測っていた。油の流出は確認されていない。

 同省によると、水深測量は自衛隊基地整備計画に伴う海上ボーリング調査や環境影響評価ではなく、国有地管理の一環。地元漁協から「港の水深が浅くなっており、しゅんせつしてほしい」などの要望を受け同日、調査に着手した。「波にあおられたと聞いている。発生後は県に情報提供した。安全を重視し注意して作業を進める」としている。

 鹿児島地方気象台によると、当時、種子島・屋久島地方にはうねりの予報が出ていた。