宇宙を旅して52億キロ 「はやぶさ2」のカプセル初展示 鹿児島市

 2021/10/22 21:44
展示される「はやぶさ2」の実物大模型=22日、鹿児島市の黎明館
展示される「はやぶさ2」の実物大模型=22日、鹿児島市の黎明館
 昨年12月に宇宙から地球に帰還した探査機「はやぶさ2」のカプセルの展示が22日、鹿児島市の黎明館で始まった。宇宙を約52億キロメートル旅し、小惑星の砂を持ち帰ったカプセルの実物が見られるのは県内で初めて。無料。26日まで(25日休み)。

 はやぶさ2は2014年に南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられ、小惑星「リュウグウ」に初の人工クレーターを作った。地表や地下から採取した砂と石は太陽系の成り立ちの解明などに向けた調査が進む。

 展示は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で鹿児島県と県宇宙開発促進協議会が主催。はやぶさ2の紹介パネルや実物大の高さ3.7メートル、幅5.2メートルの模型、カプセル本体部などが並ぶ。

 同市吉野町の坂口美恵子さん(67)は「はやぶさ2の模型は大きくて迫力があった。宇宙から帰ってきたと思うと本当にすごい」と熱心に見入った。

 午前9時~午後6時(26日は午後2時まで)。事前予約優先だが、当日空きがあれば観覧できる。