諏訪之瀬島が爆発、噴石1.9キロ飛散 観測史上最長 噴煙の高さ3300メートル 鹿児島・十島村

 2021/10/27 09:47
爆発で噴石が火口から1900メートルまで飛んだ御岳=十島村諏訪之瀬島(福岡管区気象台提供)
爆発で噴石が火口から1900メートルまで飛んだ御岳=十島村諏訪之瀬島(福岡管区気象台提供)
 26日午後1時17分ごろ、十島村・諏訪之瀬島の御岳で爆発があり、大きな噴石が火口から南に1.9キロ飛んだ。福岡管区気象台によると、2003年3月の観測開始以来、最長の飛散。集落は火口から南南西に3.5キロ離れており、村に被害の情報は入っていない。

 噴煙の高さは3300メートル。火砕流は確認されていない。同島の火山活動を研究している京都大学防災研究所の井口正人教授は「昨年から続く活動の一環で、噴石の飛散以外の現象はない。今のところ、さらに活発化する兆候は見られない」と指摘した。

 同日はこのほか、午後11時までに噴煙量が中量以上の噴火が1回あった。

 気象台は警戒レベル3(入山規制)を維持。大きな噴石が火口から2キロを超えた場合、噴火が激化する可能性があるとしてレベル4(避難準備)に引き上げる。
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