ミカンコミバエの幼虫 獅子島で初確認 鹿児島

 2021/10/27 13:00
 鹿児島県は26日、長島町の獅子島で採取したキミノバンジロウから、果実・果菜類に被害を与える害虫ミカンコミバエの幼虫が見つかったと発表した。獅子島でミカンコミバエの幼虫が確認されたのは初めて。

 県経営技術課によると、熊本県天草市で発生が多発していたことから、10月中旬に近接する長島町にトラップ(わな)4基を設置。かんきつ類の多い獅子島では、49地点からカキやグアバなどの寄主果実を採取して幼虫の有無を調査していた。わなにかかった成虫はいなかった。

 県などは初動防除として、獅子島全域に誘殺板500枚を設け、発見地点から半径1キロ内の寄主果実を除去した。半径100メートル内には餌と殺虫剤を混ぜた薬剤を散布した。

 11月2日には、発見地点から半径5キロ以内にわなを5基増設するほか、半径2キロ以内の庭木や家庭菜園から寄主果実を採取して幼虫の有無を調べる。