衆院選 比例代表の投票 書くのは候補者名?政党名? 注意 候補名なら無効 参院はどちらもOK

 2021/10/28 12:40
 衆院選の期日前投票は一部地域を除き、各市町村の庁舎などで30日まで受け付けている。「比例代表の投票の仕方がよく分からない。書くのは党名でも候補者名でもいいのか」と、薩摩川内市の読者から疑問の声が寄せられた。比例代表は政党の名称か略称を書き、候補者名などを記入すると無効になってしまうので注意が必要だ。

 今回の衆院選では、小選挙区、比例代表、最高裁判所裁判官国民審査の三つの投票がある。

 特に注意が必要なのが、比例代表選挙だ。衆院選は「政党の名称」を記入する。候補者名を書くと無効になってしまう。衆院選の比例は「拘束名簿式」で、名簿順位があらかじめ決まっている。政党の総得票数に応じて当選人数が決まり、上位の候補者が当選する仕組みだ。

 小選挙区と比例代表の重複立候補者は、比例名簿の順位を同一にできる。今回の九州ブロックで1位や3位が複数いるのはこのためだ。選挙区で敗れた場合の「復活当選」は、選挙区の惜敗率(当選者の得票に対する自らの得票の割合)が高い順で決まり、比例の投票用紙に候補者名を書いても復活にはつながらない。

 一方、参院選は「候補者の氏名」または「政党の名称」を記入する「非拘束名簿式」。政党の総得票数で当選人数が決まるのは同じだが、候補者名の得票数が多い人から順に当選する点が大きな違いだ。