トラッククレーン暴行 4容疑者、被害者と同じ現場で作業 目撃者「殴る蹴るが常態化」「抵抗しない男性を見て笑っていた」 鹿児島県薩摩川内

 2021/11/04 06:45
男性への暴行現場とみられる川内川の河川敷=3日午後、薩摩川内市東大小路町
男性への暴行現場とみられる川内川の河川敷=3日午後、薩摩川内市東大小路町
 トラックのクレーンを使った男性への暴行容疑で3日、4人が逮捕された事件で、鹿児島県薩摩川内市の現場周辺では複数の工事関係者が8月以降、被害者の男性=当時(50)=がクレーンでつり上げられ、振り回されたり川に漬けられたりする様子を目撃していた。「殴る蹴るを含めた暴行が常態化していた」との証言もある。

 薩摩川内署などによると、逮捕された容疑者(43)の会社は、川内川の天大橋工事で足場関係を請け負う。ほかの3容疑者と男性は同社の下請けの会社員。5人は同じ現場で作業していた。

 暴行を目撃した関係者によると、容疑者らは男性の腰の命綱付きベルトにクレーンの先端を引っかけ川の上で振り回したり、水に漬けたりしていた。川から岸へ上がろうとする小森さんを突き飛ばす様子も見られた。殴る蹴るを含めた暴行が、工事の休憩時間など一日に数回に及ぶこともあったという。

 ある工事関係者は「(容疑者らは)抵抗しない男性を見て笑っていた。感覚がおかしくなっていたと思う」と話した。
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