全国高校駅伝で鹿児島勢初優勝 鹿児島実・上岡貞則監督が勇退へ 70歳「後継者が育ってきた」

 2021/11/09 12:30
上岡貞則・鹿児島実高陸上部監督
上岡貞則・鹿児島実高陸上部監督
 2010年の全国高校駅伝で鹿児島実を県勢初制覇に導いた上岡貞則・同校陸上部監督(70)が8日、本年度限りで勇退することを明らかにした。南日本新聞社の取材に対し、「後継者が育ってきたのが理由。年齢的にも一つの区切り」と話した。来年2月の県新人大会が最後となる。後任は清田友樹コーチ(40)が就く見通し。

 上岡監督は曽於市出身。岩川高、大阪体育大時代は中距離選手として活躍し、1980年に鹿実高陸上部監督に就任した。全国高校駅伝には29度出場。2010年大会では双子の市田孝・宏(ともに旭化成)らを擁し、県勢初の優勝に輝いた。そのほか3度入賞。アテネ五輪男子1万メートル代表の大野龍二など多くの選手を育てた。

 上岡監督は「現在の3年生と一緒に卒業することにした。40年間、いい選手たちに恵まれた」と感謝。「最後まで職務を全うし、来年の県高校駅伝につながるチームづくりに取り組む」としている。

 同校は2日の県高校駅伝で3位に入り、20日の九州高校駅伝出場を決めた。