南日本銀行、3期連続増益 9月中間連結決算

 2021/11/11 15:00
記者の質問に答える南日本銀行の斎藤眞一頭取=10日、鹿児島市中町の南日本銀行第2ビル
記者の質問に答える南日本銀行の斎藤眞一頭取=10日、鹿児島市中町の南日本銀行第2ビル
 南日本銀行(鹿児島市、斎藤眞一頭取)は10日、2021年9月中間連結決算を発表した。一般企業の売上高に当たる経常収益は前年同期比0.2%減の80億6800万円で6期連続の減収、純利益は34.2%増の14億2300万円で3期連続の増益となった。

 貸出金利息や有価証券利息配当金、有価証券売却益が減ったものの、有価証券売却損や営業経費が減少したため増益を確保した。

 本業のもうけを示す銀行単体のコア業務純益は、経費減少などで2億2500万円増えて14億6300万円。自己資本比率は、B種優先株式の発行による増資で2.5ポイント上昇して11.08%だった。

 9月末の貸出金残高は、住宅ローンの減少で20億500万円減(3月比)の5888億3500万円、預金は個人預金が増えて23億4700万円増(同)の7785億7200万円。貸出金利回りは0.06ポイント低下した。

 鹿児島市で会見した斎藤頭取は「新型コロナウイルス禍で厳しい環境の中、まずまずの決算。感染が落ち着き回復基調にあるが、飲食や宿泊、交通は厳しく、コロナ前の水準に戻るには時間がかかる。販路開拓支援『WIN-WINネット業務』をより深化させ、地域経済の回復・活性化に積極的に貢献したい」と話した。
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