空き家改修、移住と交流「お試し住宅」 第1弾は「赤いえんとつの家」 住民管理で宿泊、イベント 鹿児島・日置市

 2021/11/24 08:30
お試し住宅としてオープンする赤いえんとつの家=日置市日吉町日置
お試し住宅としてオープンする赤いえんとつの家=日置市日吉町日置
 日置市は12月から、移住希望者が空き家に滞在し、地域での暮らしを体験できる「お試し住宅」事業を始める。東市来、伊集院、日吉、吹上の各地区で住民グループが空き家を改修再生し、運営に当たる。第1号となる日吉地区の「赤いえんとつの家」がお披露目され、コンサートやマルシェでにぎわった。

 「赤いえんとつの家」は、日置瓦の工場を併設した築69年の木造平屋住宅。地元のNPO法人かごしま夢未来が中心となり、壁の打ち直しや土間の修繕に取り組んできた。約125平方メートルの住居部分で、移住希望者だけでなく、一般の宿泊や日中の利用も受け付け、煙突が付いた工場部分の約66平方メートルはイベントなどに貸し出す.


 お披露目は3日あり、工場で地元バンドや合唱団が演奏を披露。庭にはキッチンカーや物販のテントが並び、近所の人が訪れた。同法人の東條新一郎理事(67)=日吉町日置=は「町内外の人が絆をつくる場にしたい」と語った。

 市が関係人口創出を目指して展開する「ひおきとプロジェクト」の一環で、宝くじ助成金を活用する。3地区でも整備が進められており、順次オープンする予定。