高齢女性が告げたのは実在しない行員の名前 慌てた様子に「詐欺」と直感

 2021/11/19 08:24
感謝状を受け取る落敦志支店長(中央)と神山りえ子さん(左)=17日、鹿児島中央警察署
感謝状を受け取る落敦志支店長(中央)と神山りえ子さん(左)=17日、鹿児島中央警察署
 うそ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、鹿児島中央署は17日、鹿児島市の鹿児島銀行吉野支店の落敦志支店長(53)らに感謝状を贈った。

 同署によると、10月15日、70代女性が、慌てた様子で実在しない行員の名前を告げたため、不審に思った窓口担当の神山りえ子さん(57)が声を掛けた。女性は市職員を名乗る男から電話で「介護保険の還付金を受け取るため、現金自動預払機(ATM)に行くよう指示を受けた」と話したため、うそ電話詐欺と判断。神山さんが女性を説得し、別の行員が吉野交番に連れて行った。

 日高末広署長から感謝状を受け取った落支店長は「高齢のお客さまへの目配り、声掛けを大切にして詐欺を防いでいきたい」と話した。