「ドギーバッグ」知ってる? 食品ロス削減へ持ち帰り容器デザイン 鹿児島県立短大生

 2021/11/29 11:07
県立短期大学の学生がデザインした「かごんまドギーバッグ」
県立短期大学の学生がデザインした「かごんまドギーバッグ」
 鹿児島から食品ロス削減を広げたい-。県立短期大学(鹿児島市)の学生が、外食時の食べ残しを持ち帰る容器「ドギーバッグ」のパッケージをデザインした。鹿児島湾をイメージした水色で、茶わんに盛られたご飯を桜島に見立てた。「わっぜうんまか」(とてもおいしい)など鹿児島弁のメッセージも入っている。

 ドギーバッグはアメリカなどでは日常で使われているが、日本ではあまり浸透していない。同短大生活科学科の北一浩准教授(ビジュアルデザイン)が、フードバンクお助けマン霧島(霧島市)から「若い人に親しまれるデザインにして普及させたい」と相談を受け、生活科学専攻の1年生約15人が7月から授業で取り組んだ。

 バッグは耐熱耐油紙を使用し、縦10センチ×横15センチ×高さ10センチ。折りたたむとハガキサイズになりかばんに入れられる。

 学生たちは花や食器をあしらったデザインのほか、シロクマや薩摩切子、市電といった鹿児島らしさにあふれた計15案を作成。北准教授と、ドギーバッグ作製に協力する日之出紙器工業鹿児島工場(日置市)のデザイン室がアドバイスし、デザイン案を絞った。

 最終デザインの原案を考えた木下夏音(かのん)さんは「多くの人が楽しく持てるデザインにしようと考えた。食品ロス削減に貢献できたらうれしい」と話した。

 同フードバンクは「今後は汁などがもれないよう機能性に改良を加え、実用化したい」としている。