排水ポンプ正常なら浸水は大幅軽減 7月の大雨被害でシミュレーション 薩摩川内・春田川

 2021/11/24 10:00
7月の大雨で真空ポンプから水が噴出した状況を説明する担当者=薩摩川内市の向田排水機場
7月の大雨で真空ポンプから水が噴出した状況を説明する担当者=薩摩川内市の向田排水機場
 国土交通省川内川河川事務所と鹿児島県、薩摩川内市は23日、7月の大雨で同市の春田川があふれた浸水被害の検討会を開き、現地を視察した。

 検討会は9月に発足し2回目。大雨当時、向田排水機場の排水ポンプが機能していた場合、浸水被害は大幅に軽減されたとのシミュレーション結果を報告した。今後の対策として、トラブル時の簡易マニュアル作成などを提案した。

 視察では向田排水機場や、浸水被害が顕著だった春田川公園付近を委員5人が訪問した。委員長の地頭薗隆鹿児島大学教授は「今回の災害を教訓に、ハード、ソフト両輪で地域の防災力を高めていくことが必要」と話した。
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