霊長類最強? 小6女子現る レスリング歴6年、全国大会優勝 格闘家の父相手に猛練習

 2021/11/24 20:30
父親を相手にスパーリングをする田中凜香さん=鹿児島市武岡1丁目の樟南高校
父親を相手にスパーリングをする田中凜香さん=鹿児島市武岡1丁目の樟南高校
 レスリング歴6年の田中凜香さん(鹿児島市立中洲小学校6年)が、全国少年少女選手権(11月5~7日・熊本市)の女子の部58キロ超級で優勝を飾った。決勝は自分より体の大きい選手を41秒で倒し、「4年生以来の優勝なのでうれしい。もっと強い相手とやりたい」と余裕を見せた。

 大会は34都道府県から406人が出場。6年生女子の40キロ級や45キロ級には16人ほど出場するが、58キロ超級は3人で争った。田中さんは高速タックルで相手の懐に入ると、すぐに片足を取り背後へ。準決勝、決勝とも同じような試合展開で、ともにフォール勝ちした。

 鹿児島レスリングクラブの一員として、樟南高校(同市武岡1丁目)で週に2回練習する。身長161センチと恵まれた体格。スパーリングでは、総合格闘技の経験がある父・潤さん(42)と互角に渡り合う。スピード、スタミナ、柔軟性とバランスの良さが際立つ。

 8畳間にマットを敷き詰めた自宅のトレーニング室には、20数個のメダルがずらり。男子の部に出場して獲得したメダルもある。妹と一緒に自宅で練習したり、ボクシングのミット打ちをしたりするなど格闘技漬けの毎日だ。

 当面の目標は「中学1年で二つ年上を倒すこと」と田中さん。将来は「オリンピックに出て金メダルを取る」ときっぱり。夢に向かって親子で汗を流す日々が続く。
広告