鹿児島県、会食制限撤廃へ 職員の「4人以下、2時間以内ルール」も見直し 新型コロナ

 2021/11/25 06:30
 鹿児島県は、新型コロナウイルス感染防止のため、飲食店での会食の際に少人数、短時間の利用を求めてきた制限を事実上、撤廃する方針を固めたことが24日分かった。対策本部会議を25日午前開き、決定する。新型コロナの警戒基準は、従来の4段階で区分する「ステージ」を見直し、医療の逼迫(ひっぱく)状況を重視する0~4までの5段階の「レベル」を設定し、運用を始める。政府分科会が策定した新指標に準じる。

 政府は19日、感染対策の指針「基本的対処方針」を改定。イベントや飲食店への参加人数などの制限を緩和し、月内に適用する。県関係者によると、これまで県民に要請してきた飲食店の利用制限を見直した上で、感染対策を強化した第三者認証店の利用促進を引き続き掲げる。県がレベルを上げた場合、店によって営業時間などが異なる可能性がある。これまで県職員に求めてきた会食ルール「4人以下、2時間以内」も見直す方針。

 政府分科会による新指標策定を受け、県はレベルを上げたり、引き下げたりする際の判断基準やレベルに応じた対策をまとめる。県が昨年8月に運用を始めた警戒基準は人口10万人当たりの新規感染者数が中心的な指標だったが、新たなレベル導入により、病床使用率など医療提供体制に軸足を移す。

 分科会の考え方は、レベル0は新規感染者ゼロを維持、1は安定的に一般医療が確保され、コロナ対応ができている状況。2は警戒を強化、3は対策を強化、4は避けたいレベルとしている。関係者によると、県の24日現在の状況はレベル0に該当する。
広告