コロナ警戒基準「レベル0」 医療関係者「感染リスク依然ある」「第6波へ備え必要」

 2021/11/26 12:10
 鹿児島県が新型コロナウイルス感染拡大の新たな警戒基準を運用し、現在の状況を「レベル0」と判断した25日、県内の医療関係者からは、「感染リスクは依然ある」「『0』とはいえ第6波への備えが必要」といった声が上がった。

 「新規感染者ゼロが続いているが、ウイルスはいなくなった訳ではない」。感染症に詳しい鹿児島大学大学院の西順一郎教授は警戒の継続を促す。会食やイベント制限は「行政が一律に決めるものではない」としつつ「緩和すれば感染者が増えるのは当然。リスクを認識し油断しないことが大事だ」と語った。

 県医師会の池田琢哉会長は「レベル0の判断は妥当だが、次の感染拡大へ備えは必要」と話す。ワクチン接種済みか、検査の陰性を確認するワクチン・検査パッケージ制度については「特に医療体制がぜい弱な離島で厳重に適用すべきだ」と強調。一方「具体的な証明方法が定まっておらず課題になる」と語った。