ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2021 九州初の大賞は指宿市立図書館

 2021/11/27 15:36
オンラインでの最終選考で、大賞受賞を喜ぶ指宿図書館の職員ら=26日、指宿市十二町の指宿市立指宿図書館
オンラインでの最終選考で、大賞受賞を喜ぶ指宿図書館の職員ら=26日、指宿市十二町の指宿市立指宿図書館
 先進的な活動に取り組む図書館に贈る「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2021」の大賞に、指宿市立図書館と、運営するNPO法人「本と人をつなぐ『そらまめの会』」が選ばれた。大賞受賞は九州初。最終選考会が26日、オンラインで開催された。

 同NPOは図書館ボランティアや学校司書らが06年に設立。指定管理者として指宿、山川の両館を運営している。認定司書を輩出する研修体制の確立や市民の疑問に応えるレファレンス活動、移動図書車を使ったブックカフェなどに取り組む。

 コンクールは「知的資源イニシアティブ」(東京)が06年から実施し、今年は28機関を審査。大賞は「公営施設の枠にとらわれない取り組みの積み重ねが、NPOによる指定管理の持続モデルとして評価できる」として決まった。

 NPO理事長で同図書館長の下吹越かおるさん(59)は「小さな町のNPOが受賞するとは思わなかった。賞の重さを励みに活動を続けていく」と話した。
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