馬毛島基地計画 防衛省の入札公告取り消し訴え反対派が集会 「地元の声無視、強行許せない」

 2021/11/28 09:26
市街地を行進し、計画反対を訴える参加者=27日、西之表市西町
市街地を行進し、計画反対を訴える参加者=27日、西之表市西町
 西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を進める防衛省が環境影響評価(アセス)手続き中に基地本体整備に絡む工事を入札公告したことに抗議する市民集会が27日、同市であった。種子島内外の約200人は「地元の声を無視して強行するのは許せない」と公告取り消しを求めた。

 市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の主催。三宅公人会長は「計画がまだ決定していない中、入札公告は実質的な工事開始と言える。反対の声を全国に広げ、国会での議論に押し上げていこう」と呼び掛けた。

 参加者はその後、市街地を行進して市民に支持を訴えた。2人の子どもを育てる同市西之表の女性(38)は基地整備による騒音を懸念。「住民が自ら種子島の発展を考えなければ、持続しない。平和な島を望みたい」と話した。

 防衛省は11日、滑走路建設などに使うコンクリートを作るため、馬毛島に設置する仮設プラントの入札を公告した。アセス途中での関連工事発注に鹿児島県や西之表市も抗議している。
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