えびの高原・硫黄山で火山性地震が多発 霧島市などで震度2 数日続く可能性

 2021/11/29 11:29
霧島連山えびの高原・硫黄山(2018年10月。資料写真)
霧島連山えびの高原・硫黄山(2018年10月。資料写真)
 29日午前6時12分ごろから、霧島市などで最大震度2の地震が相次いだ。鹿児島地方気象台によると、いずれも霧島連山えびの高原・硫黄山の火山性地震で、午前11時現在、震度2を6回、震度1を9回観測した。

 震源地は硫黄山の南西約2〜3キロで震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード3.2〜1.9と推定される。硫黄山付近を震源とする有感地震は霧島市、湧水町でそれぞれ震度1を観測した2020年2月10日以来。

 気象台によると、地下のマグマの動きを示す火山性微動は見られず、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆しはない。数日は同規模の地震が続く可能性がある。

 気象台は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)を維持し、硫黄山の西側の噴気地帯や火口内で、熱水や熱泥が飛散する恐れがあるとして注意を呼びかけている。

 鹿児島、宮崎両県の震度は次の通り。

 震度2 霧島市、伊佐市、湧水町、小林市、えびの市▽震度1 鹿児島市、薩摩川内市、都城市