冬のボーナス使い道 コロナ落ち着き「リベンジ消費」の動き でも「貯蓄・資産形成」は10ポイント増の64% 鹿児島銀など調査

 2021/12/06 11:04
 鹿児島銀行と九州経済研究所(KER、鹿児島市)は、鹿児島県民の2021年冬ボーナスの使い道に関する調査結果(複数回答)を発表した。「貯蓄・資産形成」は64.5%で、前年より10.6ポイントの大幅増だった。新型コロナウイルス禍が長引き、将来の備えに充てたり、株式投資などで積極的に資産を増やそうとしたりする傾向がうかがえる。

 「生活費の補てん」が昨年に続き最も多く、2.3ポイント増の65.7%だった。コロナ下の需要喚起のため、飲食・観光分野では割引クーポンなど行政による各種支援策があり、「外食費」は5.8ポイント増の26.4%、「旅行・レジャー費」は2.3ポイント増の23.9%と、いずれも上昇した。

 「衣料品等の購入」(35.8%、2.8ポイント増)、車や家電、家具などの「耐久消費財の購入」(24.3%、2.4ポイント増)も小幅ながら増加した。

 KERは「感染状況が落ち着いている中で消費意欲が向上し、『リベンジ消費』の動きがみられる」と分析している。

 一方で、贈答品や飲み会などの「交際費」は2.0ポイント減少の23.7%。コロナ禍も響き、19年夏の調査以降、減少が続いている。化粧品や散髪など「理美容費」(9.6%)も1.5ポイント減った。

 調査は10月中旬、県内本支店窓口の来店者を対象に実施。ボーナスがある家庭の507人が回答した。
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