立民新代表に泉氏 「課題解決型の政党に」「野党共闘さらに深化」 鹿児島の野党議員ら注文

 2021/12/01 10:04
衆院選を前にした2021年09月、立憲民主党の泉健太政調会長(右)を招き、集会であいさつする野間健氏=姶良市
衆院選を前にした2021年09月、立憲民主党の泉健太政調会長(右)を招き、集会であいさつする野間健氏=姶良市
 立憲民主党の新代表に泉健太政調会長が選ばれた30日、泉氏の推薦人となった野間健衆院議員(鹿児島3区)は「地方の声を聞き、課題解決型の政党に立て直して」と述べた。衆院選で野党候補を一本化した鹿児島県内の政党幹部は共闘のさらなる深化に期待した。

 野間氏は、代表選前の決起集会にも出席した。「若い上に8期目で経験も豊富。政策立案や発信力は抜きんでている」と評価する。「党はこれまで理念がやや先行しすぎた面がある。地方の仲間を増やすなど地道な活動が必要だ。提案・課題解決型の政党に変えてほしい」と訴えた。

 衆院選で落選した前職の川内博史氏も県連代表として代表選に出席。決選投票で1票を投じたが、意中の候補は明かさなかった。「いろんな意見を聞いて判断した。それぞれの思いを大事にしたい」と説明。泉氏について「フットワークが軽く、意見をまとめられる人材。全国を回って現場の声を聞き、政府与党との対立軸を示して」と願った。

 一方、共産党県委員会の野元徳英委員長は「立民の代表が誰に代わっても、先の総選挙と同様、共闘を進めていく」ときっぱり。「党同士の合意を信頼している」とした上で、来年夏の参院選に向けて「連携をさらに発展させたい」と語った。

 社民党県連合の川路孝代表も、共闘の深まりに期待する。国政選挙の候補一本化のほか、“憲法改悪”や軍事力増強、格差・貧困といった課題に対しても「日常的に共闘できるよう、しっかり方針を示してもらいたい」と注文を付けた。