鹿児島県の人口 戦後最少158万8256人 高齢化率 初の30%超 人口増は姶良市と龍郷町だけ 20年国勢調査確定値

 2021/12/01 12:35
 鹿児島県は30日、2020年国勢調査の確定値を発表した。県の総人口は15年の前回と比べ、5万9921人減の158万8256人となり戦後最少を更新した。減少率は3.6%。全国順位は前回と同じ24位。65歳以上の割合(高齢化率)は32.5%で1920(大正9)年の調査開始以来、初めて3割を超えた。前回調査を3.2ポイント、全国平均を3.9ポイントそれぞれ上回り高齢化が進んでいる実態が浮き彫りになった。

 人口増は姶良市と龍郷町で、増加率はそれぞれ1.6%、0.2%。

 人口が減った41市町村のうち、減少率は南大隅町の14.1%が最も高く、錦江町12.4%、湧水町11.7%と続いた。

 65歳以上の高齢者人口は、前回を3万3353人上回る51万6756人。高齢化率は南大隅町が最も高く49.3%。錦江町の46.6%と続き、38市町村で30%を超えた。最も低いのは三島村の26.4%。

 ほかの世代別人口のうち、15歳未満は20万7602人(13.1%)。割合では三島村が全国で最も高い23.5%、全国7位の十島村が19.3%。統計課によると、山村留学生が多く、比率が高くなった。

 総世帯数は72万8179。うち施設などを除いた一般世帯数は前回比で3483増え72万5855。1世帯当たり人数は前回より0.09人減り2.11人。全国平均より0.1人少なく、同課は「単身世帯が増えているため」としている。
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