鹿児島県内の景況「弱含み」 鹿銀・KER調査 3カ月連続判断据え置き

 2021/12/02 15:09
 鹿児島銀行と九州経済研究所(KER、鹿児島市)は1日までに、最近の県内景況を「全体として弱含んでいる」と発表した。新型コロナウイルス感染状況は改善しつつあるが、回復に向けた動きは鈍いとして、3カ月連続で判断を据え置いた。

 畜産関連は「やや弱含み」に判断を下げた。10月の肉用牛(和牛)の枝肉価格は前年並みで、外食やインバウンド需要の低迷で相場は横ばいで推移している。

 観光関連は、10月の主要ホテル・旅館宿泊客数(鹿児島・霧島・指宿地区)が前年を下回った。「まん延防止等重点措置」の対象だった9月よりは回復したものの、低調が続いている。

 消費関連では、9月の百貨店・スーパー販売の衣料品が振るわず、全体では2カ月連続で前年割れした。10月の乗用車新車販売台数は、半導体不足や部品供給減少の影響などで前年を下回っている。
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