陸自の不明偵察機 捜索打ち切り 種子島沖で不明 海に沈んだ可能性 米国製2機とシステム 導入費計7.5億円

 2021/12/03 09:40
種子島沖で通信が途切れ、行方不明になった小型無人偵察機「スキャンイーグル」の同型機(防衛省提供)
種子島沖で通信が途切れ、行方不明になった小型無人偵察機「スキャンイーグル」の同型機(防衛省提供)
防衛省は2日、種子島沖で11月23日夜に通信が途絶え、行方不明となった陸上自衛隊の無人偵察機「スキャンイーグル」1機の捜索を打ち切った。落下物や被害は確認されておらず、海に沈んだ可能性が高いと判断した。再発防止に向け、近く事故調査委員会を立ち上げる。

 統合幕僚監部によると、全国に計8機配備している同型機の運用を当面見合わせる。2日午後5時までに隊員延べ約80人、車両24台、漁船12隻で捜索した。

 情報教導隊(静岡県)所属の無人機は11月23日午後8時5分ごろ、旧種子島空港(中種子町)を離陸。同35分ごろ、南東約25キロの600メートル上空で通信が途切れた。自衛隊統合演習(19~30日)の一環で対艦攻撃の情報収集訓練中だった。

 同省は2018年度、米メーカー製の2機とシステム一式を計約7億5000万円で導入。2日、機体の大きさを全長約1.7メートル、全幅約3.1メートル、重さ約20キロと訂正した。
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