公立小中学校「別室登校」692人 鹿児島県内 県立高生は84人

 2021/12/06 08:15
 鹿児島県教育委員会の東條広光教育長は2日、県内の公立小中学校で教室に入れず保健室など別室に登校している児童生徒が9月末時点で692人いることを明らかにした。県議会代表質問で県民連合・柳誠子議員に答えた。

 別室登校は小学生182人、中学生510人。不登校でフリースクールなどに通うのは小学生51人、中学生51人。県立高校生は11月末時点で別室登校84人で、フリースクールなどに通う生徒はいない。

 東條教育長は「別室登校の児童生徒がいる学校の約9割が、保健室以外に別室を設置。空き時間の教員や教頭による学習支援をしている」と説明。支援例として教室とオンラインでつないた授業や行事、人工知能(AI)ドリルの活用を挙げた。

 校舎内で児童生徒が自分のペースで学べる場所「校内フリースクール」の設置については「別室での学習支援がその一つと認識している。他県の取り組みも参考に充実を図りたい」とした。