保守的な県民性? 決済「現金派」が過半数 キャッシュレスは27% 鹿児島銀行・KER調べ

 2021/12/04 11:15
普及してきたキャッシュレスでの支払い
普及してきたキャッシュレスでの支払い
 鹿児島県民はキャッシュレスより現金派? 鹿児島銀行と九州経済研究所(KER、鹿児島市)が3日までにまとめた調査結果で、キャッシュレス決済より現金で支払う人が22.8ポイント上回った。KERは「キャッシュレスが普及してきたとはいえ、入出金が見えやすい現金志向が強いことがうかがえる」としている。

 支払いで「現金が多い」(32.5%)と「現金のみ」(18.1%)と答えた人は計5割を超え、「キャッシュレスが多い」の27.8%を大きく上回った。年代別では、20代のみキャッシュレス派が多数。30代以上では、若い世代ほどキャッシュレス利用の割合が高かった。70代以上の6割強は「現金のみ利用」と答えた。

 キャッシュレスを使わない理由(複数回答)は「お金の管理がしやすい」(52.8%)と「使いすぎを防ぐ」(46.3%)が上位。「不正利用や個人情報漏えいが心配」「カードやスマートフォンの紛失が怖い」はそれぞれ3割を超え、安全面の不安が“脱現金”のハードルになっているようだ。使う理由は「ポイントがたまる」が68.5%で最多。今後、キャッシュレスを増やすことに前向きな人は51.3%だった。

 調査は10月中旬、県内の鹿銀本支店窓口で実施。709人が答えた。