トカラ群発地震 「夜眠れない」「またか」 やまない揺れ、悪石島民ら募る不安 鹿児島

 2021/12/06 07:02
悪石島
悪石島
 十島村悪石島の住民は5日、今回と同様に頻発した4月の地震を思い出し、「またか」「夜眠れない」と不安を口にした。

 「ドーンと下から突き上げるような揺れの後、縦揺れがぐらぐらと続いた」。村の委託職員西澤慶彦さん(25)は5日午前、外出時に震度4の地震に見舞われた。建物などが倒れたりする被害はなかったが、強い揺れに緊張したという。

 「今朝は揺れで午前3時半ごろ目が覚めた。あまり眠れなかった」と疲れた口調で話した。

 畜産業を営む坂元裕幸さん(47)は「昨日からずっと揺れていて気持ちが悪い」とうんざりした様子。「これまでなかったような大きな地震が起きないか心配。早く収まってほしい」と話した。

 76人が暮らす同島では午前5時ごろ、断水が発生した。村は同島の備蓄分に加え、小宝島から水の入ったペットボトルやタンクを運び、各家庭に配った。

 悪石島小中学校(児童生徒9人)は職員が校内の避難経路を確認。6日から登下校時にヘルメットを着用させる。
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