〈太平洋戦争開戦80年〉1945年4月 鹿屋を攻撃した米機、帰還途上で旧海軍種子島基地を空襲 ロケット弾、機銃掃射…米の映像公開 大分の市民団体「沖縄に近い離島標的に」

 2021/12/07 05:50
旧海軍種子島航空基地に向けて発射される米軍戦闘機のロケット弾(左)=1945年4月16日(豊の国宇佐市塾提供)
旧海軍種子島航空基地に向けて発射される米軍戦闘機のロケット弾(左)=1945年4月16日(豊の国宇佐市塾提供)
 太平洋戦争開戦から80年となる8日を前に、戦中の米軍撮影映像を収集・分析している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」(平田崇英塾頭)は、中種子町増田の旧海軍種子島航空基地への空襲映像2本を公開した。

 1945(昭和20)年4月15、16の両日、米艦上戦闘機隊が鹿屋市の海軍基地を攻撃して空母に帰還する途中、種子島基地に機体を発見し攻撃する映像を撮影。ロケット弾が発射される瞬間、コの字型の掩体壕(えんたいごう)を狙った機銃掃射の様子が収められている。計41秒。

 同塾の織田祐輔さん(35)は「本来の攻撃目標でなくても、米側が戦果を挙げるため沖縄に近い離島が頻繁に標的となった」と話した。

 今回公開された映像は、国内外で撮影された計13本。来年5月に宇佐市で開催予定の「宇佐航空隊平和ウオーク」で一般公開する。
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