トカラ近海地震 3日間で計170回超す 気象台「数日続く恐れ」

 2021/12/07 06:05
悪石島
悪石島
 4日午後からトカラ列島近海で頻発している地震は6日、震度3~1を38回観測した。4日の59回、5日の79回と合わせ、計176回に上っている。鹿児島地方気象台は「原因は分かっていないが、今後数日間は続く恐れがある」と注意を呼び掛けている。

 十島村の悪石島で6日午前10時59分ごろ、震度3の地震があった。気象庁によると、震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード4.2と推定される。

 村によると、悪石島には76人が住んでいる。5日朝に発生した断水は6日解消されたが、同日午後7時現在、漏水が続いている。7日に業者が島に入り、原因を調べる予定。人や建物への被害は確認されていない。

 悪石島小中学校は6日、児童生徒を自宅待機にした。芝原寛教頭は「地震の状況を見て学校再開を判断する」と話した。

 6日に悪石島などで観測した地震は震度3が1回、震度2が11回、震度1が24回。4~5日は震度4が1回、震度3が9回、震度2が40回、震度1が88回あった。

 トカラ列島近海では4月9~24日にも震度4~1の地震が計265回あった。