【ショートルポ】海自新鋭イージス艦「はぐろ」の内部を見学

 2021/12/07 20:51
桜島を背に停泊する護衛艦「はぐろ」=2日、鹿児島市の鹿児島港沖
桜島を背に停泊する護衛艦「はぐろ」=2日、鹿児島市の鹿児島港沖
 海上自衛隊の護衛艦「はぐろ」は、弾道ミサイル防衛(BMD)能力を有する海自8隻目の最新イージス艦だ。音響測定検査などのため鹿児島市の鹿児島港沖に11月29日〜12月2日に停泊したはぐろが、報道陣に公開された。

 喫水が深く港に接岸できないため、はぐろ搭載の作業艇で沖に向かった。ちょうど日没前、夕暮れの桜島を背に全長170メートルの真新しい船体が映えた。

 急な階段を上がり船内へ。前甲板では62口径5インチ単装砲が目を引く。高性能レーダーや高性能20ミリ機関砲、4連装SSM装置などを備え高い防空能力が特徴という。幹部の食事や会議で使う士官室にはモニターがいくつもある。けが人が多数出た際には簡易の処置室として使えるように、天井には手術用ライトも設置されていた。

 約300人が乗務するはぐろ。海洋進出を強める中国など安全保障環境が厳しさを増す中、艦橋で取材に応じた佐藤剛艦長は「自衛隊が任務を完遂してこそ国民を守れる。しっかり訓練を積み有事に備えたい」と話した。