トカラ近海地震 4日から累計210回超す 気象台「やや収束、でも注意を」

 2021/12/08 06:30
十島村の悪石島
十島村の悪石島
 4日午後からトカラ列島近海で頻発している地震は7日、震度3〜1を27回観測し、4〜7日で計211回に上った。鹿児島地方気象台は「やや収束してきたが、今後も数日間は注意が必要」としている。

 悪石島で7日午前5時4分ごろと同11時13分ごろ、震度3の地震があった。気象庁によると、震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模はそれぞれマグニチュード3.7、4.6と推定される。

 村によると、悪石島には37世帯76人が居住。人や建物への被害は確認されていない。5日朝からの断水は6日昼すぎに解消したが、漏水が続いている。貯水タンクと各世帯を結ぶ水道管などで漏れているとみられ、村は節水を呼び掛けている。業者が原因を調べている。

 地震の影響で6日に休校した悪石島小中学校は7日、学校を再開した。保護者に付き添われた児童生徒がヘルメットをかぶって登校。午前11時13分ごろの震度3の地震では、校庭に避難した。

 7日に悪石島などで観測した地震は、震度3が2回、震度2が4回、震度1が21回。4〜6日は震度4が1回、震度3が10回、震度2が53回、震度1が120回あった。