乳児傷害の父 懲役2年4月の実刑判決 裁判官「ストレスのはけ口にしてはならない者に暴行」

 2021/12/08 09:39
 当時生後3カ月だった長男(3)と2歳だった養女に暴行してけがを負わせたとして、傷害罪に問われた鹿屋市大手町、作業員の男(29)の判決公判が7日、鹿児島地裁鹿屋支部であり、矢崎達也裁判官は懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。

 矢崎裁判官は判決理由で「ストレスのはけ口にしてはならない者に複数回暴行した。長男の被害結果は重大」と指摘。「家事や育児で妻、第三者の協力を受けられず、同情すべき点もあるが、殊更重視はできない」と述べた。

 判決によると、被告は2018年8月9日ごろ、当時住んでいた鹿屋市の自宅で、養女の右頰を平手で1回殴って約3週間の打撲と、同年9月5日ごろ、布団に放り投げ約3週間の挫傷などを負わせた。同年10月24〜31日ごろ、長男の体を持ち上げて前後に揺さぶるなどの暴行を複数回加え、約1カ月の急性硬膜下血腫などを負わせた。