越冬ツル 歴代3位の1万6840羽 鹿児島・出水平野 今季の調査終了

 2022/01/10 10:13
荒崎休遊地の上空を飛ぶツルの群れ=9日午前8時ごろ、出水市荘
荒崎休遊地の上空を飛ぶツルの群れ=9日午前8時ごろ、出水市荘
 出水平野で越冬するツルの今季最後の羽数調査が9日、出水市の荒崎と東干拓の両休遊地であり、1万4671羽を観測した。今季の記録は史上3位だった昨年11月27日の1万6840羽で確定した。

 県ツル保護会や地元中学生ら約100人が計測。鶴荘学園9年の佐藤高太郎さんは「みんなで協力して精度の高い調査ができた」と振り返った。北帰行の開始は1月下旬ごろの見通し。

 今季は10月18日に初飛来し、25季連続で1万羽を超えた。同月には世界的に絶滅が心配されるソデグロヅル1羽を9季ぶりに確認した。休遊地一帯は11月、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に「出水ツルの越冬地」として登録された。