移転したあの店の味をもう一度 創業地にラーメン自販機登場 鹿児島・日置

 2022/01/12 21:15
「暖気家」のラーメンがいつでも買える自動販売機=日置市伊集院町妙円寺1丁目
「暖気家」のラーメンがいつでも買える自動販売機=日置市伊集院町妙円寺1丁目
 日置市伊集院町妙円寺1丁目のコインランドリーの店先に、ラーメンの自動販売機が登場した。2007年から約10年、伊集院で営業し、鹿児島市春山町に移転したラーメン店「暖気(のんき)家」が、店で使う生中華麺やスープを販売。専門店の味をいつでも味わえるのが売りだ。

 「らーめん」「担々麺」など4種類のスープと生麺のセットを販売。麺をゆで、温めたスープを注いで食べる。1食450円から。

 スープは暖気家の強矢(きょうや)隆二代表(46)が店で密封し、急速冷凍したものを冷蔵管理して販売。麺は製麺所を営む兄の大輔さん(49)が作る。賞味期限は麺10日、スープ40日。品質を保つため、自販機には気温の低い早朝に補充する。生麺のみや、生パスタも購入できる。

 「近くで気軽に食べたい」という伊集院時代からの常連客の要望に応えた。金融機関の仲介で「コインランドリーセイヤ」の入り口脇を間借りし、昨年10月下旬に販売を始めた。

 土日の利用が多いほか、深夜の客もいるという。強矢さんは「創業した伊集院の人に喜んでもらえたら」と話している。