離島の急患搬送2500人達成 海自鹿屋基地「島民の安全安心に貢献する」 鹿児島県から感謝状

 2022/01/15 14:38
塩田康一知事から感謝状を受ける第1航空群の藤原直哉司令=14日、鹿児島市鴨池新町
塩田康一知事から感謝状を受ける第1航空群の藤原直哉司令=14日、鹿児島市鴨池新町
 鹿児島県と県市町村総合事務組合は14日、夜間や悪天候時の離島の急患搬送が2500人に達したとして、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)の第1航空群と第22航空隊鹿屋航空分遣隊に感謝状を贈った。

 鹿児島市のホテルで贈呈式があり、塩田康一知事は「県の消防防災ヘリが使えない厳しい状況下で多くの命を救ってもらった。引き続きご協力いただきたい」と述べた。第1航空群の藤原直哉司令は式後、「国民に直接向かい合う任務に隊員は達成感を味わっている。今後も島民の安全安心に貢献する」と話した。

 鹿屋航空基地は1961年1月に急患搬送を始め、2020年12月14日に延べ2500人になった。21年12月27日現在、新型コロナウイルス感染症の重症者など2548人を搬送した。

 第1航空群が出動を指示し、鹿屋航空分遣隊が救難ヘリUH60Jで運んでいる。部隊運用の効率化に伴い、同ヘリは22年度内に除籍され、分遣隊は22年度末で廃止が予定されている。九州防衛局は「陸海空3自衛隊共同でカバーする体制を検討中」としている。
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