大学共通テストスタート 鹿児島県内、5800人が挑む

 2022/01/15 22:05
試験開始を待つ受験生=15日午前9時11分、鹿児島市の鹿児島大学
試験開始を待つ受験生=15日午前9時11分、鹿児島市の鹿児島大学
 大学入学共通テストが15日、鹿児島県内14会場を含む全国677会場で始まった。新型コロナウイルスのオミクロン株急拡大を受け各会場で感染対策を徹底。地理歴史と公民、国語、外国語があり、県内会場では5800人以上がマスク姿で挑んだ。

 共通テストは大学入試センター試験の後継として昨年から導入された。今年が2回目で全国の出願者は53万367人(前年度比4878人減)。県内は6248人(15人減)で、この日最も多かった国語受験者は93.8%の5862人だった。

 鹿児島大学郡元キャンパス(鹿児島市)では、鉢巻きを着けた受験生らが試験直前まで参考書に目を通していた。席は隣と1メートル以上空け、試験終了ごとに換気した。

 種子島中央高の女子生徒は「コロナに感染せず健康に本番を迎えられてよかった」。甲南高の女子生徒は「英語のリスニングは聞き慣れない発音が多く、骨のある問題だった」と話した。

 大学入試センターによると、県内の会場で大きなトラブルはなかった。雪や強風による交通機関の乱れで、山形大や福島大で開始時間を繰り下げた。

 本試験2日目の16日は、理科と数学を実施。同センターは26日、別室受験した濃厚接種者や追試対象者の人数を公表する。体調不良や感染者らを対象とした追試は29、30日にある。

 共通テストを選抜に利用する国公私立の大学と短大は864校。文部科学省はコロナで本試験と追試験ともに受けられない受験生のため、2次試験など個別試験のみで合否を判定するよう大学に要請している。