子牛初競り 3日間で1100頭 初日は平均75万7941円 鹿児島・肝属中央家畜市場

 2022/01/19 12:05
県内最多の飼養頭数を誇る肝属地区の子牛競り市=鹿屋市の肝属中央家畜市場
県内最多の飼養頭数を誇る肝属地区の子牛競り市=鹿屋市の肝属中央家畜市場
 和牛飼養頭数が鹿児島県内最多の肝属地区の子牛初競りが18日、鹿屋市の肝属中央家畜市場で始まった。20日までの3日間で、約1100頭が競りに掛けられる予定。「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会(全共)が10月に鹿児島で開かれるのを前に、県内外から購買者約80人が訪れた。

 初日は385頭(雌183、去勢202)が上場。平均価格(税込み)は75万7941円で、前回の昨年12月より1万2686円高かった。最高値は雌105万500円、去勢130万1300円。JA鹿児島きもつきの久木田春一参事は「県内の他市場で相場が下がっていたので心配したが、少し上がり一安心。ただ、新型コロナウイルス感染拡大が消費に影響を与えないか気掛かりだ」と話す。

 約20頭を出した東串良町岩弘の芝原広一さん(68)は「相場は想像以上に高かった。全共が控えている影響もあるのでは」とみる。14年前から通う肥育農家の鈴木喜美夫さん(74)=山形県朝日町=は12頭を購入。「いい牛が多かったが、最近は太くて大きい体形が増えている。(高級部位の)ロース芯面積を広くするため、肥育で伸びる、スッキリした体つきの牛を見つけたい」と話した。