掘り進め 重さ1400トン シールドマシン組み立て着々 鹿児島東西道路

 2022/04/08 08:33
立て坑内に搬入されるシールドマシンの部品=7日午前10時11分、鹿児島市の中洲通り
立て坑内に搬入されるシールドマシンの部品=7日午前10時11分、鹿児島市の中洲通り
 国が鹿児島市で整備中の鹿児島東西道路で、延長2.3キロの地下トンネルを掘削する「シールドマシン」の組み立てが進んでいる。7日は部品の中で最大重量となるモーター格納パーツ(100トン)をクレーン車で地下の作業穴「立て坑」に搬入した。来年中の稼働を見込む。

 直径11メートル、全長12.5メートル、重さ1400トンの円筒形。長さ15~24センチの刃計660個を備える先頭部が回転して分速2センチで掘り進みながら、後方にコンクリート壁を築いていく。市道中洲通線の中洲電停交差点近くに立て坑を設け、3月中旬から部品搬入を始めた。道路用トンネルの工事に使うのは九州初。

 東西道路は鹿児島と甲南(仮称)の両インターチェンジ(IC)間の3.4キロ。このうち地下トンネルは田上IC-甲南ICの下り専用2車線で、開通は掘削開始から10~13年後の見通し。