新型コロナ 鹿児島市で感染急拡大、5日間で「最多」を4回更新 学校で広まる? 「経路追い切れず分析できていない」

 2022/04/21 14:13
 鹿児島市で新型コロナウイルス感染が急拡大している。市が発表した新規感染者はこの5日間で、過去最多を4回更新した。10代以下が全体の4割を超え、増加が目立つ。

 市が発表した感染者は、16日に418人となり、それまでの最多だった2月15日(395人)を上回った。4月17日は445人、19日は452人と増え、20日は500人を超えた。

 20日の感染者を年代別でみると、10代以下は全体の43%に上る。県全体の感染者が最多を更新した3月30日は30%に満たなかった。

 市新型コロナウイルス感染症対策室は「学校など集団生活の中で広がっている可能性はある。4月に入り(親世代の)30~40代も増えたが、感染経路を追い切れない状況が続き、子から親に広がっているのか、その逆なのか、分析はできていない」と明かす。

 政府のまとめによると、県内の12~19歳の3回目ワクチン接種率は17日時点で5.0%。全国の6.7%を下回り、九州・沖縄7県では、沖縄(4.5%)に次いで2番目に低い。

 10代は接種開始が遅く、3回目の接種時期を今後迎える人が増える。県は「子どもや若者は軽症が多いと言われるが、一時的に入院が必要になる人もいる。時期が来たら、ぜひ接種を検討してほしい」と呼び掛ける。