浜辺にひっそりハマボウフウ 海岸浸食、車乗り入れ、乱獲…「志布志湾から消えそうで心配」 鹿児島

 2022/05/09 14:30
浜辺にひっそりと白い花を咲かせるハマボウフウ=大崎町の横瀬海岸
浜辺にひっそりと白い花を咲かせるハマボウフウ=大崎町の横瀬海岸
 志布志湾沿岸で減少が著しいハマボウフウが、鹿児島県大崎町の海岸周辺で真っ白な花を咲かせている。直径1ミリほどの小さな花びらが房状に集まり、かれんな姿を見せている。

 セリ科の植物で草丈5~20センチ程度。4~5月ごろ開花する。志布志市在住の環境省環境カウンセラー窪健一さん(73)が、4月30日~5月1日、同湾沿岸を歩いて調査。横瀬海岸で約20株、大丸海岸で約50株の自生を確認した。

 窪さんによると、30年ほど前は同湾一帯で群生が見られた。「浸食など海岸地形の激変や車の乗り入れ、食用としての乱獲が減少の原因。このままでは志布志湾から消えてしまいそうで心配だ」と話している。
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