思い思いの場所で仕事OK 京セラ子会社が鹿児島市に新事業所 ICT活用しシステム開発

 2022/05/13 13:28
社員が思い思いの場所で作業する鹿児島イノベーションラボ=12日、鹿児島市中央町
社員が思い思いの場所で作業する鹿児島イノベーションラボ=12日、鹿児島市中央町
 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、本社・京都市)は12日、鹿児島市中央町の南国センタービルに新事業所「鹿児島イノベーションラボ」を開設し、市と立地協定を締結した。技術者を採用し、情報通信技術(ICT)を使ったシステム開発を進める。

 KCCSは京セラのグループ企業。人工知能(AI)などの先端技術を生かし、グループ工場の生産性向上や地域活性化事業にも取り組んでいる。

 新事業所は全国で11カ所目、県内で4カ所目の開発拠点。年度内に100人の従業員確保を目指し、うち新規雇用は42人を見込む。

 311平方メートルのオフィスに座席は64人分。通常の机と椅子のほか、カフェテーブルとソファ、窓に面したカウンター、集中できるブース席など多様な座席を設けた。従業員はリモートワークが可能で、出社時は好きな場所で作業できる。

 新事業所であった締結式で、黒瀬善仁社長は「交通の便がいい駅前に働きやすい環境を整えた。地元在住者やU・Iターン者など広く採用し、人材を育てて地域社会に貢献したい」と述べた。下鶴隆央市長は「地方にいながら最先端技術に関われる。鹿児島の企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)をけん引してほしい」と話した。