立民・柳氏、立候補を正式表明 「誰もが人間らしく生きていける社会に」 参院選鹿児島選挙区

 2022/05/14 08:30
 立憲民主党鹿児島県連代表の柳誠子県議(61)は13日、鹿児島市のホテルで会見し、参院選鹿児島選挙区(改選数1)に、同党公認で立候補することを正式表明した。「誰もが人間らしく生きていける社会の実現に向けて、国に声を上げていきたい」と主張。県議を23日に辞職する考えも明らかにした。

 柳氏は15年の県議経験を踏まえ、「これまで南北600キロに及ぶ県民の生活を見てきたが、状況はますます厳しくなっている」と指摘。「子どもの未来」づくりに向け、護憲や社会的養護を要する子どもへの支援強化、ワーク・ライフ・バランスの実現などを訴えた。

 共産党が擁立する山口広延氏(47)=党県委員会書記長=との候補者一本化は「自公政権に対する思いは同じ。1人に絞った方が力を集約できるが、私から(候補を)下りてとは言えない」と述べるにとどめ、政策協定は結ばない意向を示した。

 辞職願は23日、田之上耕三議長に提出し、同日許可される見通し。鹿児島市・郡区(定数17)は欠員2となり、公選法の規定に基づき補選が実施される。

 柳氏は南九州市川辺出身。川辺高校卒業後、県の外郭団体のパート職員などを経て、2007年に県議初当選。現在4期目で、会派は県民連合に所属する。

 鹿児島選挙区では、自民党現職の野村哲郎氏(78)も立候補を予定する。