柳氏の県議辞職は23日予定 補選と参院選の同日選狙う 流動的な日程にらみ、各陣営選挙モード突入 鹿児島

 2022/05/14 09:30
 参院選鹿児島選挙区に立候補する立憲民主党県連代表の柳誠子氏(61)が23日に県議を辞職する見通しを示したのは、参院選と鹿児島市・郡区の県議補選を同日選にする狙いがある。関係者は国会など流動的なスケジュールをにらみつつ、選挙モードに突入している。

 今国会が会期延長せず6月15日で終わる場合、公選法に基づき7月10日の投開票が有力視される。一方、県議補選は欠員の通知を県選挙管理委員会が県議会から受けて50日以内。補選が参院選と同日選になるには、欠員は今月21日以降に生じる必要がある。

 また、公選法に投開票の「少なくとも9日前」とある告示は7月1日ごろになるとみられる。県選管は「実施となれば、速やかに日程決めの会合を開きたい」と推移を見守る。

 柳氏は当初、4月下旬に辞職する考えを示していたが、「党本部の公認手続きに時間を要した。税金の無駄遣いを極力避ける観点から同日選になればと考えた」と説明。今月23日までに国会が会期延長を決めた場合は、同日選を優先し辞職時期を遅らせることも視野に入れる。

 県議補選を巡っては、これまでに保守系の新人2人が動き始め、柳氏辞職後の立候補表明を計画する。鹿児島市南部の保険代理店業男性(60)は「早くスケジュールが固まってほしい」。同市北部の社会保険労務士女性(43)は「準備を始めたばかり。日程が思ったより後ろ倒しになって助かる」と話す。

 このほか、野党側も候補擁立を模索しており、柳氏は「互いに選挙協力できれば」と戦略を描いている。