市政のデジタル化へ 市民の苦手意識を減らしたい スマホの使い方、指宿市が動画で解説 SNS、電子決済…テーマ別に82本

 2022/05/17 13:45
デジサポ指宿の動画の一場面(指宿市提供)
デジサポ指宿の動画の一場面(指宿市提供)
 指宿市が市民のデジタル活用を推進するため、スマートフォンの使い方などを動画で発信している。動画投稿サイト「ユーチューブ」にチャンネル開設し、これまで82本を制作した。市役所業務のデジタル化と併せ、誰もがデジタルで市民サービスを受けられる環境づくりを目指している。

 健幸・協働のまちづくり課によると、スマホ講座を公民館で開いた際、高齢者から「1回聞いただけではわからない」という意見があり、昨年11月、復習のための動画チャンネル「デジサポ指宿」を開設した。用語解説やアプリの使い方など基礎的な情報を伝え、苦手意識を軽減する狙い。

 LINE、PayPay、マイナンバーカードなどのテーマを設け、市職員が数分間の動画で説明。新生児訪問の電子申請やワクチン接種証明書アプリなど、オンラインの市民サービスを紹介するほか、コロナ禍で入場制限した成人式の様子を伝えるなど広報活動にも使用する。

 チャンネルを登録している指宿市湊1丁目の木之下みみさん(66)は「動画で見る地元の話題が楽しい。子育て支援などでデジタル活用が進めば便利になるのでは」と話す。

 4月の組織改編に伴い、市デジタル戦略課が発足した。5月から、各課が作った動画をデジタル戦略課が管理する。「動画への書き込みにも目を配り、市政の双方向性に役立てたい」としている。