空き店舗にセルフ写真館 韓国で流行「商店街ににぎわいを」 本格機材で自由にポーズ 鹿児島・伊佐

 2022/05/16 21:00
セルフ撮影を楽しむちゅうまん歯科のスタッフ=伊佐市大口上町のSELF STUDIO 13
セルフ撮影を楽しむちゅうまん歯科のスタッフ=伊佐市大口上町のSELF STUDIO 13
 カメラマンの姿はなく、自分で自由に撮影する「セルフ写真館」が鹿児島県伊佐市大口上町の商店街の一角にオープンした。「少しでも商店街のにぎわいを取り戻したい」と、近くのマツモト写真館が空き店舗を利用して開店。学生から高齢者まで、多くの人が撮影を楽しんでいる。

 セルフ写真館は韓国で流行しており、日本でも都市部の若者を中心に人気を集めている。マツモト写真館4代目の小林周平さん(26)が会員制交流サイト(SNS)で見かけ、代表の母三千代さん(56)らに相談。10年以上、空き店舗だった建物を地元の写真クラブ仲間に手伝ってもらい改装した。

 3月末にオープンしたスタジオには、カメラやストロボなど本格的な機材を設置。撮影した写真は大型モニターに映し出され、すぐ画角を確認できる。造花や額縁などの小道具や、ヘアアイロンなどを備えた鏡台も準備した。
 ちゅうまん歯科(同市菱刈前目)のスタッフ6人は4月下旬、渕之上英子さん(59)の還暦祝いを兼ねたサプライズ撮影会で利用。渕之上さんは「思わぬ形で祝ってもらい、いい記念になった」と喜んでいた。

 小林さんは「写真を手軽に楽しんで、写真館の良さを体感してもらえたら」と話した。15分3500円から。学生は1000円引き。撮影したデータはスマートフォンに全て転送する。